ゲーム作りの不思議探訪・ぺんぎんくんギラギラしよーず③

ディレクターの まつくいです。

今回は、必須じゃないのに必須の不思議、
題しまして、

ゲーム作りの不思議探訪・ぺんぎんくんギラギラしよーず③
~必須じゃないものでギラギラさせよう~

まず、バトル画面の構成物を2つに分けてみます。
(1)ゲームとして必要なモノ

・キャラクター
・テーブル
・ボール
・UI
です。

では(1)を塗りつぶして、必須ではない部分を見てみましょう。

(2)ゲームとして必須ではないモノ

・背景
・テーブルの絵柄や側面デザイン、四隅のポール
・観客席
・観客席前のフェンス
・観客
・相手を移すモニタとインジケーター
・スピーカー
・手前済の星オブジェ
・各種エフェクト
・各種アニメーション
・各種光の演出

上記(2)は無かったとしてもゲームは成り立つワケです。

実際に見てみましょう。

質素!

あまりにもさみしい!
漂う、これでいいのか感!

せっかくなのでGIFニメで見てみよう。

い・・・一応遊べそう!(笑)

でも、あまりギラギラしていないし、楽しそうに見えない。
このままではゲーム雑誌やネット記事に取り上げてもらえないだろう。

つまり、ゲームとして成り立っていても、商品として成り立たっていないワケだ。

ということで、背景や台のデザイン・観客などを含めた前述の(2)を再表示すると

よかった、楽しそうになった!

限られた時間と予算の中で、絵や反応や各種ふるまいなどの「必須ではない事」をどれだけ詰め込めるかが、ゲームをより楽しく賑やかにギラギラさせるのポイントなのかなと思っています。

以上、ゲームとしては必須でなくとも、商品としては必須になる見た目のお話でした。

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